介護施設の看護

    在宅・介護領域における「多職種情報共有シート」

    在宅・介護領域において、安全で質の高いサービスを切れ目なく提供するためには看護職と介護職等が互いの役割を理解し、円滑に連携することが求められています。日本看護協会は2年間の特別委員会において、在宅・介護領域における看護と介護のより良い連携推進について検討し、連携の基盤となる情報共有のための「多職種情報共有シート」を作成しました。
    本シートは、在宅・介護領域で働く全ての職種の方に向けて作成したものです。以下よりダウンロードし、ご活用ください。

    介護施設の看護実践ガイド

    利用者の重度化が進む介護施設では、看護職の役割がますます重要になっています。
    日本看護協会は、2年間の特別委員会やワーキンググループでの作成・検討と、特別養護老人ホームや介護老人保健施設での試行事業を経て、2013年6月、介護施設で働く看護職のための看護実践ガイドを作成しました(2018年12月改訂版)。どうぞご活用ください。

    ※ガイドの購入につきましては、書店にお問い合わせください。

     

    介護施設における看護職のための系統的な研修プログラムのご提案(2024年一部改訂)

    2012年に作成・公表した「介護施設における看護職のための系統的な研修プログラムのご提案」について、介護施設をとりまく社会状況や看護職の役割・学ぶべき事項の変化を踏まえ、2024年に「3つの系統と研修24項目」(3・4ページ)を改訂しました。

    訪問看護及び介護施設等の看護管理者研修プログラム

    地域包括ケアシステムの構築に向けて、看護管理者には多様な役割が期待されており、その中でも訪問看護および介護施設等の看護管理者には看護の知識や実践能力のみならず、多様な役割・能力が期待されています。

    日本看護協会では、平成28年度(2016年度)に特別委員会を設置し、一人一人の看護職の資質の向上とともに、質の高いサービスを効率的・安定的に提供するためには看護管理者のマネジメントスキルが必要であること、看護管理者の役割・コンピテンシーを明確にし、系統的な研修が必要であるといった方針を固めました。また、翌29年度(2017年度)は、訪問看護および介護施設の管理者のための系統的な研修内容及び支援体制の在り方について、2つの特別委員会で検討を行いました。本会では、それらの議論を踏まえ、看護管理者に求められる役割・行動を「①地域包括ケアシステム推進への貢献」「②ケア提供体制づくり」「③ケアの質保証」の3本柱として集約し、訪問看護ステーションおよび介護施設等の長期ケアを担う組織の看護管理者に必要不可欠な内容に厳選した「訪問看護及び介護施設等の看護管理者研修プログラム」を作成しました。

    目的

    本研修プログラムは、訪問看護および介護施設等の長期ケアを担う組織の看護管理者に必要不可欠な基本的知識・技術・態度を習得することに加え、訪問看護に携わる看護管理者は訪問看護ステーション運営の基礎を、介護施設等の施設での看護に携わる看護管理者は介護職とのチーム作り、ケア管理のポイントや危機管理・危機対応について習得することを目的としています。

    受講対象者

    本研修プログラムは、訪問看護および介護施設等の長期ケアを担う組織の看護管理者を対象としています
    また、将来的に看護管理者を目指す方や、現在は病院で就業中の看護管理者の方にもご活用いただけます。

    • 訪問看護ステーション、病院・診療所からの訪問看護、看護小規模多機能型居宅介護、療養通所介護に携わる看護管理者については、主なターゲットの管理者経験をおおむね3年未満とする

    集合研修、事業所・施設実習における課題とアクションプランの立案・実施時のワークシート集です。
    ダウンロードしてご活用ください。

    よりよいウェブサイトにするために
    みなさまのご意見をお聞かせください